ミラノから日帰りトリップ【パルマ】

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美食の都「パルマ」ってどんなところ?

パルマは、ミラノから電車で1時間半ほどで行ける街です。エミリア=ロマーニャ州にあります。

パルマは、「美食の都」とも言われ、イタリア料理に欠かせない食材を数多く生産しています。例えば、「パルミッジャーノ・レッジャーノ」というチーズ(日本では、パスタにかける粉チーズのパルメザンチーズなどで知られてますね!)や、「プロシュット・ディ・パルマ」(生ハム)が有名です。

また、1502年から続くパルマ大学があることでも知られています。

大聖堂やミュージアムもあるため、美味しいものを食べて、大聖堂などを見たりして、ゆったりした日帰り観光にぴったりです!大都市に比べて観光客も少ないため、”ザ・観光地”を避けたい方にもオススメです。

私個人的には、「パルマ」は美味しいレストランに出会える確率が高い気がします!(ミラノなどの大都市に比べて、外れのレストランに当たることが少ない気がします!)

まずはパルマ大聖堂を目標に、駅から歩いてみる

パルマ駅で電車を降りてから、まずは大聖堂をめがけて、街の中心地へ歩いていきましょう。

基本的にイタリアの街は、大聖堂を中心として街が作られているため、大聖堂をめがけて行くと、大体は街の中心にたどり着くことができます。(つまり、駅は街の中心から少し離れたところにあることが多いです!)

徒歩で10分もしないうちに街の中心部にたどり着くことができます。

小さな時計台が可愛い。

さらに先へ進むと、パルマ大聖堂へ。
ロマネスク式のドゥオモの外観は、一見かなり質素な雰囲気。しかし、中に入ると驚き。

全てフレスコ画で埋め尽くされた、大聖堂の内部!色々な教会を見てきたのですが、これは中々の迫力。ちなみにここパルマのドゥオモは無料で見学することができます。

天井を見上げると、このようにフレスコ画がびっしり。細かいところまで綺麗に描かれています。
写真左下に見えるフレスコ画は、フィレンツェのドゥオモのクーポラを思いださせます。感動です。

ドゥオモを見た後は、写真左側の洗礼堂へ。
ここはチケットオフィスで8ユーロのチケット(学生は6ユーロ)を買って見学します。

洗礼堂も、フレスコ画でいっぱい。ドゥオモと比べて、洗礼堂のフレスコ画はさらに古く、13世紀から14世紀のものだそう。

その後はPiazza del duomoを歩いてすぐの博物館Museo Diocesanoへ。これは展示物のひとつである、歴史ある壁。
ドゥオモエリアをひと通り制覇した後は、街をぶらぶらしながら、お昼のレストランに向かいます。
建物もかわいい
ガリバルディ広場(Piazza Garibaldi)にある、Palazzo del Governatore

ハムにチーズに…! 美食の街、パルマ

もちろんランチには、パルマで有名な「パルミジャーノ・レッジャーノ」「プロシュート・ディ・パルマ」を試してみて。サラミも有名です。

右上から、プロシュート・クルード Prosciutto Crudo(生ハム)、コッパ・ディ・パルマ Coppa di Parma、
サラーメ・ディ・フェリーノ Salame di Felinoの盛り合わせ
パルミジャーノ・レッジャーノParmigiano Reggiano(パルメザンチーズ)とバルサミコ酢、
トルタ・フリッタ Torta fritta(フライドパン)

こちらがパルマの定番の組み合わせだそう
これら全ては、アンティパスト(前菜)ですが、私たちはこれでお腹がいっぱいになりました!

イタリアでは注文後すぐにパンが出てくるのが定番ですが、ここでは数種類のパンと一緒にサラミも出てきました!

オステリアデイ・セルヴィ Osteria dei Servi

アドレス

Piazza Ghiaia, 1, 43121 Parma PR

マップで見る

ウェブサイト http://osteriadeiservi.com

 

アクセス

ミラノ中央駅から電車「Regionale Veloce」(レジョナーレ・ヴェローチェ、各停よりも少し速い電車の種類)で約1時間半、乗り換えなし。

ミラノ中央駅 → パルマ駅 Regionale Veloce

11.1€〜 

(時間帯と電車の種類により価格は変わる)

 

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